コンビオムライス
食'nouveau さん太
子供の頃に食べた、洋食屋さんのオムライスって、どうしてあんなに美味しいのでしょう? 使っている食材はプロも家庭もほとんど変わらないのに、玉子はふっくらとやわらかく、ケチャップライスはムラがなく、かかっているソースも独特の旨みがあって…。
なにかコツでもあるのでしょうか?。実はあるのです。
岡崎に古くからある洋食屋の『食'nouveau さん太』。少しカントリーフレンチな味わい深い店内にはお店の歴史とともに昔からある洋食屋さん独特の空気を感じることができるお店です。
『コンビオムライス』は、さん太の美味しさを贅沢に、お値打ちに味わえる、よくばりな一皿。お店の一番人気、とろ~り卵のオムライスとお店の人気メニューが1品セットにできます。セットにできるメニューは『八丁味噌チキンハンバーグ』や『いかのスパイシーステーキ』、『ポークのチーズカツレツ・小海老のバター炒め』など。どれもさん太の個性を感じる料理ばかり。
リピーター率が圧倒的に多いのが『とろ~り卵のオムライス&八丁味噌チキンハンバーグ』の組み合わせ。
ケチャップライスは
プロの腕の見せ所!
オムライスの卵は岡崎市の鶏卵業「三栄鶏卵」地産地消卵「岡崎たまご」を約2個半も使用。新鮮な卵が鮮やかな手さばきでオムライスになっていく。ふわふわ、とろとろの丁度良い”とろり感”はシェフの腕の見せ所でもあり、職人の感覚ともいえます。
一口ほおばった時の卵の濃厚な旨みと共に自家製ケチャップライスの爽やかな風味が口の中に広がります。美味しいケチャップライスのポイントは、ケチャップを入れたら火を消して余熱で調理します。ケチャップが煮詰まったり、焦げると変なえぐみや酸味が出てきてしまう。自家製ケチャップの甘味を殺さないためには、火を消し、余熱で調理するのがベスト。
自家製にとことんこだわってケチャップやソースは既製品は一切なし。さぞかし濃厚な・・・と思いきや、意外とあっさりとしたのど越しです。
柔らかいふわっとした食感のチキンハンバーグも食感やコクを考え、荒引きにした鶏のもも肉と少量の豆腐を組み合わせたオリジナル商品。
ボリューム満点なのでお腹いっぱい食べたい、でもカロリーが・・・と気にされるお客様でも気持ちよく食べて頂けるように考案した配合です。隠し味として地元産の八丁味噌を使用しています。八丁味噌の素晴らしい所は風味とコクを同時に引き出してくれる点です。シェフの様々な想いが詰まったコンビオムライスではソースと組み合わせる料理によって約20種類近いバリエーションで楽しめます。
2品を単品で頼むと少し予算オーバーだけど、どっちも食べたい!そんな子供のような可愛いわがままを叶えてくれる、夢のあるオムライスです。
価格 ¥1,030~
最初にここのオムライスを食べた時の正直な感想は『あれ、意外とあっさりしてる!?』老舗特有のソースに命をかけてます、2日間寝かせました、というような『どうだ!』というような重厚感は余り感じられなかった。
ボリュームのあるさん太のオムライスを食べ進めていく内に味のひとつひとつが妙にマッチしている事に気がついた。一言でまとめると(まとめられないけど)、『新鮮な良い素材をきちんと考えて丁寧に作っている』。
卵もライスも自家製のケチャップやソースも、ハンガーグもどこか新鮮なフレッシュ感が口に入ってきた。撮影後で食事であったが、最後の最後までスプーンが止まることはなかったです。一気に食べれました。
水道水って独特のカルキ臭があったり水質の加減でコップの水を全部一気に飲み干すのは結構難しいでしょう?喉の奥がキュッと閉まるのです。
人間は本能的に。これが良質の天然水なら喉が全開、一気に飲み干せます。
ここのオムライスは正にそれでした。新鮮で、おしげもなく丁寧に作っていて、本当に贅沢なオムライス。
小さい子供の頃美味しい食事は、見た目で香りで目が釘付けになり、おなかがグーッて空くでしょう?
そんな期待やワクワク感を裏切らない、『童心にかえることが出来るオムライス』。
岡崎市のベストオムライスに星、3つ。