The intercourse Salon
岡崎のおいしいランチ・おいしいディナーを創る料理人集団

当店の看板商品である、コッパ(生ハム)は　コッパは、古代ローマ発祥の、ロンバルディア州ピアチェンツァ名産の、豚肉の首肉で作る生ハムです。コッパとは本来首肉という意味です。 塩、胡椒、ジュニパーベリー、ナツメグを豚肉に揉み込み、豚の腸に詰めて、紐できつく縛って、その後温度と湿度に気を使いながら最低３ヶ月熟成させる。 当店でも非常に気配りのいる、長期塾製品です。 当店のコッパの形状は、両端が細くなった円筒形で、肉は硬くぎっしりと詰まっています。内部は赤い色をしており、白っぽいピンク色の斑点が散らばっています。 はっきりした風味と、甘い独特の香りが特色で、デリケートな味わいは、熟成と共にさらに繊細さを増してゆきます。 薄くスライスして暫く時間がたつと肉本来のじわっとした旨味が溶け出します。噛めば噛むほど旨味が広がり、鮮烈な香りが味わえるのもコッパの醍醐味。 アンティパスト(前菜)はもちろん、軽食、セコンド・ピアット(主菜)としても最適なですが、パンやクラッカーに添えるのがもっともシンプルな味わい方です。 生野菜や果実とよく合います。 スパイシーな風味がクレッソンやセロリなど香りのある野菜との相性も抜群！ 野菜をくるっと巻いてオリーブオイルをたらせば美味しくて おしゃれなおつまみの一品にも。
コッパ　価格　￥1,580

プロシュート産の生ハム、とコッパの食べ比べ、やってみました。 プロシュートは口に入れるとまろやかで甘みのある生ハムという感じ。 稲垣腸詰店のコッパはスパイシーで熟成とともに、風味が増し、旨味が濃縮されているという感じ。 この旨味が口では説明できないのが本当に残念。 生ハムはＤＯＰ認証されているピアチェンツァの他、パルマも名産地で、プロシュート・クルードの西部の生産地と重なり、デパートなどで産地を見かけることも多いかもしれません。 コッパは中々聞きなれないですが、一度口にしたら必ず、また食べたくなる魔性の生ハムといったところでしょうか。